知床世界遺産センターホーム

HOME > 知床自然情報 > 知床連山縦走 雪渓状況 2020/6/22-23 

知床連山縦走 雪渓状況 2020/6/22-23 

知床連山縦走の続きです。
硫黄山登山口から入り、羅臼岳岩尾別登山口に下りるルートで行ってきました。
今日は雪渓状況を中心に登山道の様子をお知らせしたいと思います。

特例使用申請は6月第3金曜日からです。なので今年は6月19日から硫黄山や知床連山を通して歩けるようになりました。
【硫黄山登山口へは落石の危険がある為通行止めになっている箇所を通過する必要があります。落石の危険を理解したうえで「道路特例使用承認申請書」を提出し、徒歩で通行することができます。】


申請は現地のこちらで記入し提出することもできますが、事前に北海道オホーツク総合振興局に申請してください。
詳しくはオホーツク総合振興局のHPをどうぞ。


硫黄沢の雪渓ですが硫黄沢出会い付近には残っておらず、しばらく登っていくと途切れ途切れに雪渓が現れます。
踏み抜きが怖い場所もありました。


夏道が出てきている場所もありますが途切れ途切れに出ているので、そのまま雪渓を歩くか悩みます。
滝の口はまだ開いていませんでしたが、間もなく開きそうなので通行には注意です。


硫黄沢の雪渓は長いです。
上のほうは例年並みに残っています。


山頂直下の雪渓は少なく、トラバースは大丈夫でした。


第二前衛峰の雪は例年より少なかったですが、それでもまだたっぷり残っています。
斜度もなかなかです。


この第二前衛峰の斜面を下ってきました。
なかなかの斜面なことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
技量に合わせた準備が必要です。


第一火口のテントサイトを稜線から撮影しました。
フードロッカー出ています。雪もたっぷりあるので、水も心配なさそうです。
安心して野営できそうですね。


知円別分岐から南岳の間やミクリ沼周辺は融雪により登山道が水没していたので、ゲーターをしていても登山靴の中に水が入って来てしまいました。覚悟を決めて歩くしかありません。
植生を痛めつけないよう登山道を外れないようお願いします。


オッカバケ岳‐サシルイ岳間の雪渓もたっぷり残っています。


大沢の雪渓は途切れ途切れになっています。
雪渓が途切れたところは登山道にしっかり戻ってください。


大沢はガイドロープが張られていますので、ガイドロープに従って雪渓を歩いてください。

雪渓が残っていたところを中心に知床連山の登山道情報でした。


キャンプサイトについて、二つ池テントサイトと三峰テントサイトの取水もしばらく大丈夫そうです。
フードロッカーも使えますよ。

担当:笠井

記事掲載日: 2020/06/26  カテゴリ: 知床自然情報