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テンとの出会い

図2.jpg(近くまでテンがやってきました)

「ガサガサ」...ん、なんだろう?
「ガサッ」あ!エゾリスだ!

 

木から降りたエゾリスが落ち葉の上を走っていきます。
一旦、後ろを振り返りこちらを確認すると、すぐに走り去っていきました。


散策中は動物に会わないこともしばしば。
「エゾリスが見れたぞ!よかった!」と思って歩を進めることおよそ10秒後。



7~8m先の笹薮の切れ目に白っぽい動物が姿を見せました。
まさかあれは...!と思った瞬間、鳥肌が立ちました。



興奮を抑えながら出た言葉は「テンだ...」それだけでした。


テンは周辺をうろちょろしていたので観察と撮影に熱が入ります。
「背中側は白いが、お腹側は少しオレンジ色をしているぞ」
「なんという愛らしさ...ぬいぐるみが動いているようだ」
「身体が細長い!やっぱりイタチの仲間だな~」

図4.jpg(立ち上がるテン)

テンは時には立ち上がって周辺を警戒する様子もみせましたが、むしろ近づいてくることも数度あり人間に興味を示しているようにも感じました。


そんなテンとの出会いは5分程、あっという間に時間は過ぎていき、最後は森の奥へ走り去っていきました。



見えない、会わないだけで様々な動物が暮らしている。
そのことを実感すると共に、様々な動物達が暮らせる環境を後世に残さなければという使命感を改めて覚えた出来事でした。

 

                             (担当:大沢)

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報