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実り始めた果実~ペレケ川にて~

先日、ペレケ川を散策してきました。
夏のジリジリとした暑さが落ち着いてきた知床ウトロでは、ペレケ川でも少しずつ果実が実り始めたようです。

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[ナナカマドの実]

遊歩道の入り口にあるナナカマドが未成熟の実を垂れ下がるように付けていました。

秋が近づいてくると、木の実や葉が美しい赤色に染まっていきます。

7回竈に入れても燃え残るという「ナナカマド」の名前の由来は有名で、ナナカマドで作られた木炭は高級品です。

 

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[ハマナスの実]

6月から7月にかけて赤みのあるピンクの花を咲かせていたハマナスも、果実が実り始めていました。

ミニトマトのようなおいしそうな形が可愛いですが、トマトはナスの仲間、ハマナスや先ほどのナナカマドはバラの仲間です。
こちらのハマナスの実も、トマトのような赤色に熟してきます。

今回は、熟した実がなる秋が楽しみな観察でした。

 

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[オオセグロカモメの溜まり場]

ペレケ川には、水に浮かんで休憩しているオオセグロカモメをよく見かけます。

上と下の鳥はオオセグロカモメの幼鳥、真ん中は成鳥です。

白い羽根が生え揃う頃には、立派な成鳥として大海原を飛び回っていることでしょう。知床の厳しい自然環境で生き残って、逞しく成長してほしいものです。


ペレケ川ではまだサケ・マスの遡上は確認できませんでした。
荒々しくかつ力強く川を登っていくサケ達を拝める日が待ち遠しいです。

             <担当:畔栁>

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報