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空を飛ぶクマ

ある日の朝方。雪景色になった森の中。張り詰めた空気を肌に感じながら、スノーシューでせっせと歩いていると...



カラ類の囀り、ヒヨドリの群れ、キツツキのドラミング等など、野鳥の愛らしい姿や声が聞こえてきました。


そんな中「キョーン、キョーン」と異彩を放つ甲高い声。
一度耳にしたら忘れないような声の主はクマゲラ。
絶滅が危惧されており、天然記念物にも指定されている珍しい啄木鳥(キツツキ)です。


      

          IMGP6719.JPG


どうやら食事に夢中だったようで、ガッ、ガッと音を立て木の幹を突いていました。
日本で見られるキツツキの中で最も大きく、長く細く伸びた嘴、頭部の赤色がアクセントになっています。額から頭の後方まで赤いことから雄の個体であることが分かります。(雌は後頭のみ赤色)




この日、同じくキツツキ科のアカゲラ(写真下)にも出会いました。
クマゲラは、アカゲラの倍位の身体をしています。


IMGP6737.JPG




木々の葉が落ちて見通しが良くなった林内、バードウォッチングもお勧めの季節になりました。
(ただし防寒対策は万全に!)


                                          (担当:向山)

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報