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勝手な季節の先入観-2012~2013winter-

2月も下旬にさしかかり、ようやく毎日のように流氷がビッシリ接岸しています。

P2250004.JPG2月中旬くらいまで、「つかず離れず」の言葉通り、寄っては沖へ、の繰り返しでした。
つい、流氷はフラフラしているヤツ、という先入観を持ってしまいます。
最近は、朝起床してすぐ、アパートの窓を開けて海を確認します。
「おっ、今日もビッシリ!水平線まで真っ白だ!!」
「今日は何だか、開水面が広いな~」
などと、つぶやくのが日課です。

 

今週の初め、春のような陽気の日に、オジロワシを見かけました。
幻滅!!の一言でした。
オジロワシへの先入観は、覇気のない猛禽、に塗り替えられてしまいました。
当館では、オジロワシを紹介する展示で「知床で巣立つ空の王者」というタイトルを使用しています。
しかしそこには、だらんと羽を垂らした、日向ぼっこ中の冴えない「空の王者」が居たのです。

 

P2250011.JPG自然や動物の、つかの間の仕草や表情では本質は分かりませんが、
ついつい勝手なその時の印象が心の中に残ってしまいます。

皆様の流氷やワシ類の印象はいかがですか?

 

(担当:イナバアヅサ)

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報