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知床岬の清掃活動報告!

21日火曜日、知床岬に上陸し、漂着物(ゴミのこと)の回収をしてきました。

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回収前の漂着物 

この活動は、2004(H16)年より行っています。
斜里町と環境省が主催ですが、活動は発起人である、「知床の海岸をきれいにし隊」の地元ボランティアの方々が中心になっています。
また、往復は、ウトロの漁師さんに船の提供をして頂きました。
しかも今回は、山の神・ヒグマが終始近くにいたので、タイミングや距離に注意しながらの行動でした。

 

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            すべて手作業               回収物は浮きやプラスティック 

知床岬は、観光船から見ることが出来ますが、
一般の方は船からの上陸やレクリエーション利用は禁止されています。
普段は立ち入ることの出来ない知床岬地区、人の利用がすくないはずですがなぜゴミが多いのだろう?
そんなことを考えながら、現地の拠点であるオコツク番屋(オコツク漁業生産組合)付近に辿り着くと
急に風が温かくなりました。
知床岬地区一帯は、オホーツク海と根室海峡の交差する場所。丁度その日は羅臼側からの風が吹き込んできていたのです。ゴミの漂着も、風や海流の影響だと思われます。

 

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今回は、25名のパーティーで、360kgのゴミを回収しました。
到着早々、文吉湾と啓吉湾の間に終始親子と思われるヒグマがいたので、
タイミングと安全に気をつかっての作業でした。
漁業用ロープや網、一般ゴミとしては、ペットボトルやプラスティックが多くを占めていました。その他、ハングルや漢字のみのものも見受けられました。外国からのものも漂着しているのですね。
内容物に生活品が多かったことから、いかに普段の生活が影響しているか考えさせられた活動でした。

 

 

(担当:イナバアヅサ)

記事掲載日: 2020/12/04  カテゴリ: 活動報告