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OH,DEER!!!

快晴の空と暖かな空気が気持ちよく、今日のフレペの滝はシカの楽園でした。

 

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ところどころにシカの生活の跡がうかがえました。

雪を掘り返しササを食べた跡、餌場の近くの大量の糞、木々の樹皮を食べてしまった跡・・・

エゾシカの足跡で踏み固められた、エゾシカの幹線道路(けもの道)も。

 

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エゾシカが急増し、食害が問題となっています。春はあらゆる草木の若芽を、夏は高山植物さえも、秋には越冬の準備で一日中あらゆるものを食べ、冬には木々の樹皮やササの葉を食べつくしてしまう。
どことなく、人間が発展のためにとげてきた生活と似ているように思います。それでも、この20年で大きく軌道修正してきた。どんな気付きが人間を動かしたのだろう・・・
シカの気付き、知恵、これからどのような生活をしていくのだろう・・・

 

生き物はみんな、失敗、過ち、適応/順応して生命を保ち、生命を絶っていく。それは、人間が生まれるずっと前からの宇宙の摂理。

生き物はみんな風や音のようなもの。響き合っては、消えていく。

さて、シカとどう響き合おう・・・

 

(担当:いなばあづさ)

 

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報