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山々に思いを馳せると・・・

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知床連山(オロンコ岩より)

 

今日は、連山に霧一つかかっていない、でも少し高曇りな日でした。

知床連山について調べたところ、写真の山々は今も活動する活火山とのこと。知床半島の基盤は、約900万年も前からでき始めていたこと、でも、知床連山は30万年くらい前から山々が噴火を始めたこと。
長い年月オホーツクの海を見つめながらそびえ立っていた知床連山は、もともともっと大きな山々の連なりだったとのこと。硫黄山、羅臼岳、オッカバケ岳などは、山体が形作られてからも、
山体崩壊(山自体が地震や火山活動で大きく崩壊する)や、
水蒸気爆発噴火(マグマの熱で山体の水分が爆発する)で、
山の大きさが少しずつ小さくなってきたらしい。

僕らが登山したり車で走ったりしているその大地は、恐竜が絶滅するよりもっと新しいけれど、猿人が人類となるくらいからずっと変わらない土地で。
溶岩や火山灰が風化したその地盤はきっと硬いスポンジのようにデリケートなのかもしれない・・・と、ブツブツ言いながらオロンコ岩を、山々に思いを馳せながら、下ってきました。

 

(担当:いなばあづさ)

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報