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風景・景観から見る自然観

本日は、知床五湖のお知らせです。 

  

中間展望台.JPG

高架木道より望むオホーツク海

まずは、4月より利用開始していました「高架木道」。

地上からの高さが2mあり、電気柵を備えているため、ヒグマが登ってくることもありません。従来の木道の場合はヒグマの出没により歩道を閉鎖することも多々ありましたが、高架木道の下を野生動物が移動できるため安全です。
また、傾斜を抑え段差もないため、車椅子での利用も可能となっています。
そして何より最高の景色がご堪能いただけます。知床連山、知床五湖の1湖、オホーツク海の水平線に囲まれた素晴らしい景色をお楽しみいただけます。自然のつながりが感じられるダイナミックな風景です。

 

3湖に移る連山.JPG

3湖に映る知床連山

そして、5月30日から知床五湖が全面通行可能となりました。


4月の開園から枯損木調査や歩道の調整(枯れ木撤去や木道整備)のために、1湖と2湖のみの周遊コースでしたが、ようやく5湖まで利用できるようになりました。2湖までのトドマツやカエデに囲まれた森もよいのですが、さらに奥深い森の中へ入り込んでいくことは人間も動物なのだなあと改めて実感します。
時間帯は、朝がお勧めです。霧が立ち込めていて自分が歩行動物だということも忘れてしまいます。でも、ヒグマには要注意!!視界をさえぎられているので突然出会ってしまうかもしれません。常にヒグマ(ヒグマに限らず野生動物の)の生息地だという意識は持たねばなりませんね。
それぞれの風景は、人間も含めた生命の内在するつながりなのだなあと。感じさせてくれる身近な深い森です。

 

長くなりましたが、知床へおこしの際は是非「知床五湖」にもお立ち寄りください。

 

PS 6月は環境月間です。明日6月5日は環境の日。当館では知床をはじめとした「自然」「環境」にかかわる書籍を多数ご用意しております。是非お立ち寄りください。

 

(担当:いなばあづさ)

 

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報