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夏至の色。

明日は、夏至です。一年を通して「一番昼が長く、夜が短い」日。本州では、南東北地方以南に梅雨前線がかかるころです。とはいうものの、その影響はやはり北東北や北海道にも及び、ここ知床ウトロも雨の日が続いています。(ここ2~3日は晴れましたが、明日から雨の模様・・・)

 

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      オロンコ岩からの夕陽                   夕刻のゼンテイカ

 

中国の古い自然思想に「五行思想」というものがあります。
万物は五つの元素から成り立っている、という考えです。木、火、土、金、水の五つです。

「夏」(夏至は、初夏・仲夏・晩夏で言えば仲夏!)の象徴は「火」。生命が光り輝く、灼熱の季節の色は「紅(朱)」。
と、先人たちは書き残しました。

木々の芽吹きやけものたちの出産が終わると、輝かしい灼熱の紅い季節なのです。

 

 

追記:「春」の象徴は成長・生長。「春」の色は「青」。
「秋」の象徴は実り。「秋」の色は「白」。色とりどりの鮮やかさを表現しきれず「白」にしたか、晩秋の寂しさ・わびしさを「白」と例えたかは不明。詩人の北原白秋は、「五行思想」に影響をうけたとも。

 

 

(担当:いなばあづさ)

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報