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知床八景の一つ

皆さんこんにちは。
今日は、ある夕刻の〈プユニ岬〉での心象スケッチを描きます。

P1010003.JPG
プユニ岬からの風景

プユニ岬に夕陽を見に行った青年は、厚い雲にさえぎられ
夕陽を目にすることはできなかった
夕陽を見に来た青年は夕陽が見れなくとも、
嘆くことはなかった
厚い雲のすき間に星が帰ってくると知っていたから

空と海の真ん中に港町があって・・・
彼に安らぎと悲しみを分ける景色がそこにあって・・・
もう心配することはないとわかってて・・・
時間が経てば、新しい夕陽がそこで見られる・・・

明日か、明後日か・・・
彼次第で、彼ら次第で・・・

 

※心象スケッチ:宮沢賢治が用いた表現方法。「その人の感受性が心に映し出した感情やメッセージをそのまま表現した」もの。

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◇プユニ岬(古くはブユニとも)

  アイヌ語で「穴有る処」の意。江戸時代後期~明治にかけて北海道を踏査した〈松浦武四郎〉によると、侵食による?穴があったとのこと。明治に入り、北海道開拓使の〈永田方正〉が調査したときには穴はなかたとのこと。
  展望台や駐車場はないが、オホーツク海、知床連山、知西別岳などが望める。夕陽の名所でもあり、「知床八景」の一つとも呼ばれている。

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(担当:いなばあづさ)

記事掲載日: 2018/07/25  カテゴリ: 知床自然情報