台風一過、気温も海もすっかり秋の気配ですが
夏の記憶をもう少し。半島周回シーカヤック、続きです。
荒れた日は漕ぐ手を止めることができず、結果一枚も写真がない...ということも多いなか
岩礁に注意しつつ進み、
昆布の茂る赤岩の湾を過ぎ、ガスがかかった岬周辺の海域に突入。
ガスの風景は幻想的で美しいものの、
知床のシーカヤックでは、注意すべき条件のひとつ。
暗礁が見えにくく、さらには船外機など漁船からも(カヤックが)見えにくいという面があります。
先端部付近は沖まで岩礁帯が延びています。
干潮時であれば通過はなお難しく、つい沖を通りたくなりますが
強い潮流、漁船、観光船の航行など、沖を行くのはハイリスク。
艇をぶつけないよう、一列で岩礁を進む。
白黒シマシマ、岬の象徴?知床灯台を見送りつつ、岬だア~と感慨に浸り、
ウトロ側に周り込んだら
アレ?こちらのほうが海悪...
まだまだ旅はつづく。
(知床財団イナバ)