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まもなく


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朝晩冷え込んでまいりました。
知床連山縦走路ではミゾレが確認されたとの話を聞きましたので
まもなく羅臼岳の冠雪も見られることでしょう。

ということで本日は先端部地区を離れ、
知床の主峰羅臼岳の今期を(勝手に)振り返り。

10/6をもって、羅臼岳羅臼温泉コース登山道の整備は終了しました。

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4月中旬。定番の風景。
羅臼岳山頂の看板は、このときはまだエビの尻尾に覆われていました。

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長大な雪渓は羅臼側コースの名物。

雪が少なく、融雪の早い2020年ではあったものの、
5月中旬標高800m以上はがっつり雪の中。画像の屏風の雪渓も、まだまだ「雪の壁」でした。

夏になってもここは往復12時間以上を見込んでいただく上級向けのルートです。

要所に建つ分岐を示す標柱、雪渓上の誘導ロープ、
はたまた雪渓を下り過ぎないよう設置したロープなど、さまざまな施しがなされています。

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ぐるぐるとナポリタンのようなオレンジのロープ。
たかが細い紐とて総長ウン百メートル、とんでもなく嵩張るもの。

登山者が多く登る時期が来る前に、整備部隊はせっせとロープを張っています。

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こちらはトラロープですが、さらにピンクテープを巻き巻き。
どんだけ派手にするんですかと思うところですが

それでも見落とす人はいます。

大雨、強風、低温、日没、
疲労困憊、ヘッドランプがなくて真っ暗闇、
道迷い、遭難は悪条件のときに起きやすいもの。

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見落とさないで!というメッセージ、しっかり受け止めて楽しく登りましょう。

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駆け抜けるような知床の夏。
今年行けなかったな...というかた、来年お待ちしております!

(知床財団イナバ)
















 記事掲載日: 2020/10/17  カテゴリ: NEWS
   

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