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カラフトマス遡上中

ラフトマスの遡上がピークを迎えております。
マスの遡上に合わせて、観音岩巡視中、通過する河川のほとんどで釣りを楽しむ方を見かけます。

釣った魚の管理、またご自身の荷物の管理、ゴミの管理は皆さま大丈夫でしょうか?


「これくらい大丈夫・・・!」
「ヒグマにも気をつけているし、何度も来ているから大丈夫!」

 

本当に大丈夫でしょうか?

 

巡視中、声をかけさせていただく事があります。
波の音や釣りに集中していることもあってか、私たちが近づいても気がつかない事も多くあります。

もしこれがヒグマだったら・・・

くま.jpg

ヒグマが現れたときに荷物や魚をすぐに確保出来る状況にありますか?
魚の処理、ゴミの管理はしっかり出来ていますか?

ヒグマ以外にも、カラスやキツネにも狙われているかもしません。

残念ながら、残滓やゴミのポイ捨てもみられます。これらは景観を汚すだけでなく、意図せずヒグマやキツネなどの野生動物を誘引してしまう可能性があります。そして、後にその場を利用する方や、周辺で暮らす方にも影響が出てしまうこともあります。


これからも釣りを楽しめる場所で有り続けるためにも皆さん一人一人のご理解、ご協力が必要です。
よろしくお願いします。


羅臼自然保護官事務所 高林 

 記事掲載日: 2020/09/23  カテゴリ: NEWS
   

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