朝晩の涼やかさに、もう夏が終わったように感じさえするルサ。
お盆なのに北風の日も多いです。
夏だと侮っていては、こんな↑海にも遭遇します(画像8月7日)。
海岸トレッキングやシーカヤックで沿岸を利用するかたは、
出発前、行動中も常に風向風力を注視し、場合によっては待機して行動の機会を待ちましょう。
知床は、半島の奥へ行けば行くほど戻るのは困難になります。
携帯電話は圏外です。
事故が起きるのは悪天候下が多いです。そのような場合は救助も困難です。
過去の海岸トレッキング事故についても、高波・時化の中で起きています。
「トレッキング」の名に反して、事故は崖を登るような高巻き等ではなく、「水難」です。
知床は厳しいところだから、といって、厳しい状態のときに突っ込んでいく必要はありません。
「危ない」という当たり前の感覚をもって、行動ください。
それぞれ素晴らしい体験ができるようことを願って、
出発前のみなさんのお越しをお待ちしています。
野営といえば、メシ。
装備の重量を絞ってひもじくなりがちだが、楽しみのひとつ。
(海水でといだ米は旨いとか?知床財団イナバ)