7月17日、世界自然遺産登録15年目の朝、
羅臼町では「羅臼昆布漁」が始まりました。
町が賑わいを見せる一方ルサでも
知床半島先端部地区へのトレッキング、シーカヤック、釣り等計画中のかたの
来館、問い合わせをいただいています。
本日お越しのお客様は「ペキンの鼻」を徒歩で目指して来館でしたが
いろいろ話をしていくうちに「そこまでは行けなさそうだ」ということで
予定を短縮し、「行けるところまで」で戻ってこられました。
無理をしないのが何よりの安全対策です。
帰りの石浜が
石というより岩だし、岩に足を置くとグラつくし、
時間がかかって大変でした。
とのこと。実感いただいたとおり相泊以北の海岸線は
石浜歩き。
砂浜は、ほぼありません。
そうお伝えして、わかってるよと誰もが最初は意気揚々ですが
1時間...
2時間...
崖を越えたらまた岩場、
波を避け岩を飛んでへつって3時間...
また石浜で4時間...
荷物の重さが苦になり、単調さに飽きてくるころ
グキッと足をひねったり、転んだりします。
なんてことない、ツマンナイようなところで、ヒトは油断します。
注意してください。
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先端部地区に行く前には、必ず計画書を作成し、
警察(羅臼駐在所)もしくは海上保安署(羅臼海上保安署)に提出しましょう。
ルサフィールドハウスにお越しのさいも、計画をお持ちくださると、より具体的なお話ができると思います。
ヒグマ対策アイテムのレンタルも可能です。
出発前には来館を!
(知床財団イナバ)