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知床岬まで_01観音岩


6/19~6/21 相泊から知床岬までの海岸の、
環境省職員による往復の巡視記録です。

★内容・画像は当時のものであり、状況は常に変化しています。
知床岬方面を目指す方は、情報は参考としたうえで、
出発前には必ずルサフィールドハウスに来館ください。★


6/19 日の出3:35--------------------------------------------------

早朝、漁業者はすでに活動している。
相泊港や道の末端などで邪魔にならないよう注意する。

カモイウンベ川
数日前までの大雨でまた増水していた。

初日、スタートして15分で靴を濡らすわけにはいかない。胴長を着用して渡渉。

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観音岩までの道中、延々と石浜。
奥に詰めると通称「オオクズレ」、

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石が大きくなり、不規則な形状で転がっており、非常に歩きづらい。
このような海岸が、最後のさいごまで続く。

観音岩手前。
晴れているが、前日までの海の「うねり」がまだ残っており、波は高い。

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晴れか・雨か、天気にばかり気をとられがちだが、
知床岬への道のりには「海」が深くかかわる。

海の変化や状況を観察して行動する。

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観音岩。
ロープで確保し壁を登る。

中央、赤いウエアの人物付近が壁の約3分の2。
画像では見えないが、その上にもう一段、登るべき沢型がある。

上記に対応できない...というかたは、
無理をしないでここで折り返して相泊に戻りましょう。

(まだまだ先は長いぞ...知床財団イナバ)





 記事掲載日: 2020/04/13  カテゴリ: NEWS
   

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