ここからの知床岳アタックは、今の自分にはもはや夢のようである。
現在、野営する人が減ったのだろう右画像2019年、全体に荒廃気味。
テントを張るに使える石さえ、周辺で数が足りなかった。
崩壊地。
長年トレードマークに(勝手に)していた枯れ木も、ついに折れてしまった。
以下、ヤブ漕ぎの産物「打撲」。
「こっち」に向かって生えているハイマツの枝に刺さり、ぶつかり、
引っかかり、引っかかれ、引っ張られ、叩かれる。
狙ったように、
スネの位置に合う高さで生えている太い幹。
まったく憎らしい。
当然痛いのだが
何もかも大変なので、結構どうでもよくなる。
そう、ここはそういう場所なのだ。
とはいえ木や枝をうまく避けるセンスは欲しいものである。
知床岳を目指すかたは、覚悟のほど!
来週こそは、
知床岳ピークと、知床岬の記録をお届けできる「予定」です!
(予定で終わらぬよう...!!知床財団イナバ)