ポロモイ台地を進む。
シャツは枝に引っかかり、ほつれていく。
新品や一張羅のウエアは着用するとガッカリな結果になるのでお勧めしない。
標高890m池塘群は一部まだ雪。
雪渓の際を丹念に見て、ルートを探す。
(何がルートなんだか...)
流れ出る融雪:泥水に時折足を突っ込みつつ、1時間と数十分。
苦しいヤブをポンと抜けると同時に全天が開け、目の前に知床沼。
良し。
本日ここまで。
到着してからも忙しい。
陽が落ちる前に、明日のルート偵察、
靴の紐を緩めるヒマなく16時のラジオ気象通報を聞き逃す。
知床沼での野営は、「野営指定地」
定められたロープの区画内で行う。
豊かな場所。
たどりつけたことに感謝。