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ポロモイ岳


雪が降り積もり、
ルサ界隈の昆布番屋も冬支度を済ませ
人影が少なくなりました。

同じように夏山道具もお片付け。
冬こそメイン!というかたも多い北海道の半年は
スキーやスノーシューが主役です。

積雪期に先端部地区を目指す人は限りなく少ないですが

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3月、カモイウンベ川を渡渉する人。

2018年現在も、カモイウンべに橋はありません。
わずか数メートルの川幅ですが、胴長など渡渉アイテム持参がベストです。

先日紹介した知床岳の2kmほど北寄り、ポロモイ岳
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大きな-湾-(の上にある)山。

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山頂一帯はガリ・ガリの氷原状態。
その下にはハイマツがぎっしり埋もれています。


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強靭なヤブは、誰にも等しく過酷なわけですが

いかにヤブの薄いところを狙うか、
体力さながらセンスが問われます

山へのアプローチでも、海岸を通過するのが知床半島先端部地区の特徴です。

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天気の善し悪しのみならず、風向風力も確認してください。
時化の日に、海岸の通過や突破は困難で危険です。

計画変更、停滞、撤退、いずれもよくあること。

情報は世に溢れていますが、それらをいくら収集しても、経験にはなりません。
自分で危険を察知し、対応・回避できる力を身につけて、お越しください。


(自分も頑張ろう知床財団イナバ)








 記事掲載日: 2020/04/13  カテゴリ: NEWS
   

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