HOME > NEWS > 危険個所と注意点

危険個所と注意点


 
kannoniwa.jpg
知床岬へのトレッキングを計画中のかたへ。

6/25-27時点の画像による危険個所の現状と、計画の際の注意点を掲載します。

巡視は環境省職員が、知床岬まで往復徒歩で行っています。

環境省アクティブレンジャー日記(羅臼)もぜひご覧ください。

----------------------------

←観音岩(相泊側)

20mほどの垂直に近い岩場。上部は手掛かりのない粘土質の滑りやすい沢型。クライミングロープ、ハーネス、ヘルメット等を持参すること。




kondo.jpg

←近藤ヶ淵(高巻き)

高巻きと、海中へつりのいずれかで突破。

高巻きは脆い岩場と草付き斜面の急登。重い荷物を背負った状態で、高度のある不安定な足場を歩く。

へつりは干潮時でも腰近くまで海中に没する。6月の平均水温は10℃以下、7月でも12℃前後。9月は時化も多い。海の状況をよく見て、各自のスキルにあわせて判断すること。





nenbutsuiwa.jpg

←念仏岩(知床岬側)

手掛かりのない滑りやすい垂直の壁。

写真は往路での懸垂下降。復路もロープなしで登るのは困難。必ず持参すること。

ここまで来ると疲労もピークに達している。気を抜かず慎重に。











kabuto.jpg

←カブト岩(知床岬側)

標高差100mにおよぶ高巻き。知床岬側では、沢型を一気に通過する。

上部は土ばかりの垂直の斜面。年々洗掘がすすんでおり、手がかりがなくロープなしでは登降困難。

頭頂部には支点をとる立木、岩等はない。アンカーを持参すること。

中央部~下部は崩れた石が沢型に流れ込むように集中しており、見た目以上に歩きづらく、落石の恐れが高い。トレッカー同士、距離をとって行動すること。大人数パーティーの場合、通過に時間がかかる。時間配分に注意。


------------------------------------------------------------------

上記は数ある危険個所の、一部です。

知床半島先端部地区利用の心得をよく読んで、計画してください。
画像のほかヒグマ対策について詳しく掲載された webサイト シレココ も
併せて見ましょう。

ルサフィールドハウスでは、ヒグマ対策として
クマスプレーとフードコンテナのレンタルが可能です。

出発前に来館して、装備を整えて行きましょう。

なお、地図の配布はおこなっていません。
来る前に地形図(2万5000分の1 もしくは 5万分の1)を準備ください。

地形図は水のとれる河川も掲載されており、大変有効です。
無料配布されている観光用マップなどはバックカントリー利用には不向きです。

自身の危険回避のためにも、必ず地形図を用意しましょう。






 記事掲載日: 2016/11/01  カテゴリ: NEWS
   

知床世界遺産 知床国立公園 ルサフィールドハウス
〒086-1813 北海道目梨郡羅臼町北浜8番地 TEL:0153-89-2722